世の中が、世界大恐慌に陥っている、という話なのに昨日は、なんとニューヨーク株式市場は、半年ぶりに2万9千ドル以上になって取引を終了していました。
なんだか景気は悪いのかいいのかよくわかりませんね。
一体どうなってんの?
って感じ。
いや。
嬉しいんですけどね。
ウォーレン・バフェットの決断
数日前は、投資家で長者番付でもいつもトップ争いをしているウォーレン・バフェットが経営する「バークシャーハサウェイ」が日本の5大総合商社の株式の5%少々を取得したという話もありました。
https://www.berkshirehathaway.com/news/aug3020.pdf
それゆえ、日本の商社関係の株も上がったみたいですね。
日本の株価が少しでも上がるというのはやはり嬉しいです。
今後は、日本の企業株にももっと注目するということなので、これを機になんとか日本の景気も上向きにならないかな?
と思ったりもするのですがどうでしょうか?
実際に昨日の日経平均株価はコロナで急落した前の状態にやや戻りつつあるとのことです。
リーマンショックの時には、5年ぐらいかかったのに、今回は半年ちょっとでこのぐらいに持ち直したのだから、やっぱり前向きになれる、と株価に詳しいアメリカ在住の友人は言ってました。
アメリカも、ずーっと景気は安定している感じがします。
失業者の数がすごいとか、保健額がすごいとかってニュースではやっていますが、実際に失業したという知り合いはいません。
私の周りだけかもしれませんが、不思議です。コロナにかかってるという人もいませんし、ニュースで言われていることと現実が同じなのだろうか?と思ってしまいます。
大統領が嫌いとか言ってる人が私の周りには多くてもそれでも株だけは上がる一方だから、もしかしたらいいのかも、などと冗談で言ってますしね。
コロナ禍で、ニューヨーク株式市場の相場も確かに恐ろしいほどグーンと下がりましたが、それは一時だけで、その後は急速にそして順調に回復しています。
伸び率なんて笑いが出るほどですよね。
すっごい下がった、と思ったら次の日にはそれを跳ね返るように高騰するのですから、ほんともうジェットコースターに乗っているかのようでした。
専門家も、友人たちもみんなが
「今は、株は手放したらダメ。絶対にこのまま上向きになるから辛抱強く持ち続けること」
と言っていました。
ウォーレン・バフェットの言葉から学ぶ人生観
ウォーレン・バフェットは、株価が下がって人々が不安になっている時こそがチャンス、と言っています。
つまり投資家としては下がった時ほど株は安いわけだから、ドーンとたくさん買うのがいいんですね。
英語では「Buy low and sell high.」と言います。
考えると当たり前なのですが「安く買って高く売る」ということです。
バフェットは幼い頃に「1ドルのものを40セントで買う哲学」を学んだそうです。
彼は投資家なのですが、なかなか素晴らしい発言を数多くしていて、名言集も多数出ています。
投資する時も、やっぱり人々の感情や気持ちが大きく判断に影響するわけですから、まずは正しい「精神」を身に付けることが投資で成功することの第一歩みたいです。
そういう意味でも感情を上手にコントロールすることって本当に大切なんですね。
アメリカでは、現在大学で最も人気のある学問は「心理学」なんですね。
人の心が人生を決めるわけですから。
ビジネス分野に関わらず、様々なところで心理学が応用されている理由がわかります。
経済が不安定になると、いつも思い出すようにしている彼の言葉は
「不安からは何も生まれない」
ということ。
だから、株価が下がる時も、冷静にじっと耐えてます。
そして
「仮に法的には問題がなくとも、一般市民から見て少しでもおかしいと思われる行動は一切とらない」
と言うバフェットの言葉にも非常に感銘を受けました。
やっぱりこれは人間関係においても極めて基本的なことですが、大きなポイントになることですよね。
バフェットは、信頼できる人間関係を築くことが最も大切なことだとも言っているし、その辺の哲学は当たり前のようですが素晴らしいです。
私が最も素敵だなと思った彼の言葉は、真の成功者の定義についてです。
「私ぐらいの年齢(当時87歳)になった時に、愛されたいと思う人から愛されているかどうかです」
株とか投資とかビジネスのことかと思ったら、全然違う。
もう、胸が熱くなってしまいました❤️
ウォーレン・バフェットのような人に愛された奥様は幸せですねー。
お金持ちだし(←あるに越したことはないですよね)
でも、そのお金が前に来てない、というところがいいなって思います。
私もですね、言い方はちょっと違いますが、
「死ぬ時は愛する人の腕の中で」
と日頃から言ってるんです。
そうなれるように頑張らないといけないですが、人生そうやって死ねるためには愛だけを追求していてもダメですからね。
そこがポイント。
総合的に見て自分が思う理想的な状態に「どうやって持って行くか」ということがバフェットも言っているように大切なのだと思っています。
だからこそ、長期戦で日常的に努力をする、ということみたいです。
それと彼がよく使う言葉ですが「前向きに」というのも、株式でもとっても大切なキーワードだと思っています。
アメリカの株が伸び続けるのは、多分アメリカ人たちは日本人に比べて「前向きな」人たちが多いからじゃないでしょうか?
それとウォーレン・バフェットのようなリーダーがいるからですね。
現在90歳にもなるのに相変わらず「現役」みたいだし、普段は会社の優秀なスタッフがやっているとは言え、彼の指示のもとで「長期」計画で今後も進めるという方針にはたまげました。
90歳にしてその言葉、嘘でもなかなか出てきませんよね。
アメリカ株式の見込みある銘柄は
IT系と製薬会社系はやっぱり伸びてるみたいだし、テスラやアップルはずっと調子いいです。
特にテスラは1株5株に分割された後も順調に伸び続けて先週からずっと意味もない高騰ぶりを見せています。
全く恐ろしい伸びっぷり。
イーロン・マスクは、「テスラ」と「スペースX」の他にも持っているもう一つの別会社「ニューラリンク」から、先週、人間の脳の中にコンピューターチップを組み込むとかいうアイデアを発表していましたしね。
なんか、脳と直結したAI技術の開発みたいです。
トランプ大統領の「ワクチンがもう直ぐ有効になる」という昨日の発言に対しても、これからまたどんどん前向きに株式マーケットは動くと思います。
ニューヨークの株価は昨日の段階で、もうあと450ドル少々で史上最高値にたどり着くまでになりました。
今日は、その調整も入りややまた下がっています。
なぜか?
投資家も、昨日のそういうニュースでちょっと上がりすぎたなとメンタル的にネガティブ(慎重)になったのでしょうね。
最近は多少下がってもなんとも思わなくなりました。
まとめ
株でも人生でも「前向きに」なることが大切です。
英語ではそれに当たる言葉は「optimistic」です。
「positive」は、悪いことを見ないふりをして現状を全ていいと肯定することですが「optimistic」は、現状をそのままありのままに受け入れて将来は明るいものだと信じることです。
皆さん、let's be optimistic! で頑張りましょうね。