いつまでも乙女なママのいばら道からバラ色の人生に

アメリカ在住・バツ2・子ども3人・どん底から浮かび上がって現在婚約中・世界一幸せです

11月大統領選挙に向けての現在のアメリカの様子

今、アメリカでは、11月の大統領選挙へ向けてのラストスパートで、各候補者はそれぞれかなーり頑張っていますね。

 

現在は民主党のジョー・バイデンがリードしているようです。

 

この間の副大統領候補に指名したカマラ・ハリスがいい感じに支持率をぐんぐんと挙げているみたいです。

 

しかーし、まだまだなんだか訳わからないことがどんどん起きているようだし、郵便投票についてはもうすごいことになっているし、一体全体どうなってしまうんだろう?

 

と思ったりもしています。

 

なので、少々おさらいしておきますね。

 

 

あと2ヶ月:アメリカ大統領選挙スーパーチューズデイ

アメリカの大統領選挙は毎回11月の最初の火曜日に行われます。

 

なので、その選挙日のことを「スーパーチューズデイ」と言うのですね。

 

でも、その日に用事があったり行けない人のためにアメリカでも「期日前投票」ができるようになっています。

 

それを英語では

 

Early voting

 

と言います。

 

この期日前投票にも日程が州ごとに異なっているのですが、私たちが住んでいるノースカロライナ州は10月15日(木曜日)から31日(土曜日)までみたいです。

 

郵便投票

その他にも今回はコロナの影響で、「郵便投票」のことでかなーりヒートアップしていますね。

 

つまり人混みを避けるために郵便で投票できるシステムです。

 

コロナの前からも、ワシントン州、オレゴン州、コロラド州、ハワイ州、そしてユタ州が郵便による投票を認めている州でした。

 

でも全米的に郵便投票ができるシステムに切り替えているところです。

 

私のところにもこの間、電話が来て

 

「郵便投票に賛成ですか?」

 

みたいなアンケートを取られてから、

 

「では早速そちらの住所にも申し込み用紙を送りますね。それが来たらすぐ書類に書き込みをして送り返してください。

 

それが出来たら、投票用紙をそちらに送れるようになりますので」

 

とのことでした。

 

ふむふむ。

 

最近は、選挙のキャンペーンのためだけでなく、コロナ禍で、いろいろなところからビジネスチャンスとか、ファイナンシャルローンが組めます、とかテキストや電話で勧誘が来るようになったので、この電話もそういうの一つかな?と思いましたが、郵便投票の公式プロセスみたいです。

 

その電話の数日後にしっかりと書類も届いていました。次男の分も入っていたので、二人揃って書類に記入して、次男はさらにテキサスから遠方投票ができるようにもしてもらいました。

 

2020年アメリカ大統領選挙の出馬候補者について

とは言え、なんだかコロナの状況下で、大統領候補者たち同士の討論会もできてないしまともに応援演説とか集会なども開けていない状態です。

 

8月24日付のリストではこんな感じになってます。

 

一体、今誰がいるのか、よくわかってません。

 

ballotpedia.org

 

 目立っているのはリストのトップに出ていますが、はっきり言って私はジョー・バイデンとトランプ大統領しか把握していませんでした。

 

登録もまだ完了していないという人たちはその下にずらっと出ていますが、ヒョエー、なんだかすっごい数の候補者がいるんですね!

 

それにしてもグリーン派とか無所属とかがある中、カニエ・ウェストの党(パーティー)の名前が「Birthday Party」となっているのは、冗談なんですかね?

 

彼は、7月上旬にいきなり出馬を表明して、アメリカ中をびっくりさせてくれたのですが、誰が言ったかは忘れてしまいましたが、

 

「面白半分でやっているなら、辞退してほしい」

 

というのは、ほんとマジでお願いしたいです。

 

派手にソーシャルミディアなどで、公表して色々と野望を発信したり、集会にいきなり訪れたりしていたのですが、大統領選挙の候補者としての登録や手続きなどしなくてはいけない肝心な「バロットアクセス」と呼ばれるプロセスの締め切りを逃したりして、どうなってるんだろう?

 

という状態。

 

でもってこの間も、副大統領候補者にジェイZにお願いしていたとか?!

 

マジで?

 

同じパートナーでジェイZとやるなら、絶対に買うからさ、音楽の方でやってよ、という感じです。

 

トランプ大統領の支持率が下がっているのは本当らしい

多くの人たちがトランプ大統領を辞めさせないといけない、という使命に駆られているようで、今までトランプを支持していた人たちも今回のコロナウィルス対応は納得が行かない、という人も多く、トランプには投票しない、と言っている人たちも増えているようです。

 

で、そういう自らの不人気を感じているのか、この調子だとまともに投票していては、自分は当選しないと言うことで、11月の投票も延期にした方がいい、みたいな発言もしています。

 

もうめちゃくちゃですよねー。

 

コロナ対応での郵便投票に対してもすごい批判的です。

 

全米規模で郵便投票を行えば

 

「歴史上最も不正確で不正にまみれた選挙になる」

 

と主張しているみたいです。

 

で、トランプ大統領とも仲のいいルイス・デジョイ郵政長官の指示下で郵便公社はここ数カ月、コスト削減策と称するさまざまな改革に手をつけていたようですが、全米各地でこのようにメールボックスがロックされているという光景も見られていたそうです。

  

 

ただでも従業員の数に制限があって、郵便配達の状態が非常に遅れている現在です(国際小包となったらほぼ届かないという状態)。

 

それなのに出すこともできないなんてー。ひ・ど・い 😭

 

でも、様々な批判があったのか、新しい方針などは、大統領選が終わるまでは実施しない、ということに落ち着いたようです。

 

よかったっ...

 

郵政省の新政策とは何だったのか?

元々デジョイ長官は、トランプ大統領を支持するただの共和党の人、という感じだったようですが、トランプに今年の春に郵政省長官に任命された人でした。

 

だから、郵政事業についての専門的知識は全くないわけですね。

 

アメリカの郵政省はそもそも2006年ごろから、補助金などにまつわることで、大きな変動があったそうで(従業員に対する保証を上げるために利益が減ったとかで)、その存在そのものが不安定なものになっていたらしいです。

 

トランプ大統領が何を考えて、素人のデジョイを任命したのかは分かりませんが、彼の新政策は、郵便ポストの撤去、配達サービスの縮小、仕分けセンターの閉鎖などが含まれていたそうです。

 

でも多くの州から批判され起訴する!とのことを受けて、そのような新政策を大統領選が終わるまでは撤回する、と発表した次第です。

 

怪しいですよね。

 

郵便局の営業時間も短縮しないしポストや仕分け機も今まで通り。

 

従業員の残業手当も引き続き保障すると言っています。 

 

うーん。

 

一体大統領との間に、何があったんでしょうね?と思わずにはいられません。

 

郵便投票の賛否の真偽

 で、郵便投票についてなのですが、これは今全米でも最も騒がれている論争の一つなのです。

 

簡単に言うと、郵便投票にすると、投票者が増えるので、トランプ大統領はそれを懸念しているのです。

 

投票者が増える=トランプ大統領は不利になる

 

と言うのがその公式です。

 

「投票しましょう」

 

と今は日本でもそのように声を挙げている人たちが多いと思いますが、これはほとんどの場合は、若者に対しての言葉ですよね。

 

政治にあまり興味を示さない若者層に対して「清き一票」を呼びかけるもので、とても大切ですよね。

 

若者が郵便により投票が楽にできるようになり投票率が増えると何故トランプが困るのか?ということなのですが、簡単に一言で言うと

 

若者は民主党支持が多いから、なんですね。

 

ティーンネイジャーである自分の子どもたちを見ていてもよくわかりますが、彼らは学校でよく教育されているので、例えばですが

 

1)同性婚

2)LGBTQ+の差別問題

3)人種差別

4)人工中絶

5)マリワナの許可

6)銃規制

 

などについては、保守的な考えが多い共和党の意見には賛成できない、という子どもたちが多いと思います。

 

もしかしたら、私たちの住んでいる地区が特に青いリベラル(民主党)が多いからなのでしょうか?

 

よくFBなどでもヒートアップして政治の議論をしている大人たちを見ることもよくあるのですが、子どもたちの方がよっぽどわかっている、とある意味、安心します。

 

まとめ

11月と言ったらもうあっという間ですね。

 

トランプは嫌だけれども、じゃあ誰にしたらいいの?という部分でかなりの多くの人たちが迷っているようです。

 

ジョー・バイデンがこのまま支持率を挙げて当選するのか?

 

トランプの策略通り、11月の選挙は引き伸ばされるのか?

 

早いところ、今の時代に合った正しいリーダーの出現を願い、そして国民が納得の行く元でアメリカの大統領を選ぶことができたらいいなと思います。

 

全然関係ありませんが、先週バイデンの応援スピーチでミッシェル・オバマが出てきたようですが、その時に彼女がしていたネックレスがすっごい人気だったみたいです。

 

検索数が凄かったらしい。金のネックレスみたいですが、確かにとってもキレイ。

 

news.yahoo.co.jp