いつまでも乙女なママのハッピーいばら道

アメリカ在住・バツ2・子ども3人・どん底から浮かび上がって現在婚約中・世界一幸せです

大坂なおみのテニストーナメント準決勝ボイコットについて

先週の日曜日。

 

ウィスコンシン州ケノーシャで白人警察官が車に乗り込もうとした黒人男性を7回も銃撃したという事件が起きました。

 

8月になって試合を再開していたNBA(アメリカ男子バスケットボール)、 WNBA(アメリカ女子バスケットボール)、 MLB(アメリカ野球メジャーリーグ)そして MLS(アメリカサッカーメジャーリーグ)は、それぞれがその事件に対する抗議として

 

「社会で起こり続けているこのような間違った行為を黙示するわけには行かない」

 

と試合をボイコットするという声明を発表しました。

 

アメリカでは、再開されると発表された全米オープンテニスの前座的に行われる伝統のあるトーナメント「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」も始まっています。

 

毎年オハイオ州で行われますが、今年はコロナの影響でニューヨークの全米オープンテニスが開かれるスタジアムで無観客で開催されています。

 

2回戦では苦戦しつつも逆転で勝利を納めた大坂なおみ選手は、23日に起きた黒人射撃事件を受けて、26日付の自分のツイッターなどで

 

「黒人として黙っていることはできない」

 

と準決勝の試合をボイコットすることを発表しました。

 

 

 

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大坂なおみの決断と私の個人的思い

大坂なおみちゃんが8月26日のソーシャルミディアでの声明の発表の中でもコメントしていたように、彼女自身がテニスをしない、ということを選んだことは、かなりな覚悟があったのだと思います。

 

自分でも数年前から言っていたように

 

「私はシャイだし、人前でスピーチしたりするのが苦手」

 

ということ。

 

その彼女が、このように世界に向けて声を挙げている、ということが私は着眼するべきことだと思いました。

 

正直、テニスファンとして、彼女のコメントには100%賛同できないものがあったのですね。

 

やっぱりなんだかんだ言っても、私は彼女にはテニスをして欲しいのです!

 

テニスファンが試合再開をどんなに待ちわびていたかも知っているはずだし、コロナ感染してしまった錦織圭選手の分までも頑張って欲しいと思う(私のような)ファンもいるとわかっていると思います。

 

なおみちゃんの背後にはスポンサーや協力者・サポーターだってたくさんいるだろうし、そういう人たちへ対する配慮も当然しないといけないし。

 

そういう状況で彼女が試合を敢えてボイコットする決断をしたということは、本当に、勇気ある行為だと思いました。

 

大坂なおみに対してのバッシング

有名人が目立つことをすると、必ず批判する人も出てきますよね。

 

例えばですが、この文章を見ると、英語もそんなに上手な文章ではないし、私でも気が付く文法のミスもあります。

 

日本語訳も、かなーりたどたどしい感じですよね。

 

私がイマイチ、納得がいかなかったのは、多分、彼女の説得力がない文章のせいだと思います。

 

でも、ですね。

言わんとすることは私にはわかりました。

 

そして、彼女の偉いところは、多分、スピーチライターなどもつけてなく、自分で考えて自分の言葉で発信している部分だと思いました。

 

テニススターとしてだけではなく、インフルエンサーとしても社会での自分の役割をしっかりとわかっていて行動している感じがして、そういう積極的に社会を変えようとしている姿には、アメリカで生活する者同士として共感できるし、黙って見ているだけではいけないんだなと心から思えてきます。

 

でも、それはやっぱり私が日本人の心を持っているからだと思います。

 

でも、英語圏では違いますね。

 

全米オープンテニスで初優勝した時と違って、今回は、ニュースのコメント欄やいろいろな人が載せてる意見を読むと、批判がかなり目立っていました。

 

「あら?アナタ、いつから黒人になったの?」

 

とかね。

 

大坂なおみに関しては「何人であるか?」という部分で賛否両論で、以前から彼女は

 

「私は私。日本人だろうがアメリカ人だろうが、そんなの関係ない」

 

みたいなコメントをしていたので、その辺で意地悪なことを言う人もいるのでしょうね。

 

他にも

 

「プロだったらプレイしろ!楽しみにしている人たちがいる」

 

とか

 

「附に落ちないことがあったからと、仕事を休むのが許されるのは特権階級だけ」

 

とか、ね。

 

大坂なおみが与えた影響

 

大坂なおみの声明を受けて、プロテニス協会からは以下のような発表がありました。

 

 

今回の事件を深刻に受け止めるための時間を取るために、トーナメントを金曜日まで延期する、ということです。

 

大きなニュースとなったわけだし、多くの人々の心に響く結果となったと思います。

 

つまり、なおみちゃんが取った行動は正しかったのだなと思います。

 

他の選手たちの反応は?

テニス界に属する人たちのSNSを見ていると大変興味深いのですが、外の選手たちの反応も様々です。

 

個人的には、もはやテニス選手というよりもインフルエンサーという肩書の方が一人歩きをしているセリーナ・ウィリアムスが何も発言していないのには、ガックリきました。

 

数日前の自らの敗退にふてくされて

 

「しょうもない男とデートしているみたいな感覚の試合だったわ」

 

と、相手に対してもとっても失礼なことを言っていましたが、そういうむしゃくしゃした後だったからでしょうか?

 

引退したシャラポワは、相変わらずマイペースに自分のビジネスの宣伝ばかりしているし。

 

ビリー・ジーン・キングは熱い活動家でもあるので、なおみちゃんのことをタグ付けて

 

よくやったわね!

 

と褒め称えていました。

 

本当に起こったことは何か?

ビリー・ジーン・キングのTwitterに出ていた、銃弾で撃たれたジェイコブ・ブレイクのお母さんのコメントです。

 

 

国が癒されるために祈りましょう。アメリカって団結している国なのよね?本当に団結しているのかしら?それができないとどうなるかわかるわよね。家で揉めていると耐えられないはずです。私は全ての警察官やその家族の為にも祈ります。そして私たちと同じ黒人のブラザーやシスターたちのためにも祈ります。私たちは頭脳があるはずです。世界中の人に人間同士がどのように接するべきか、私たちが持つ頭脳(賢さ)と愛のある心で示していこうじゃありませんか。

 

7回も銃で射たれたジェイコブ・ブレイクは、命は取り留めて落ち着いているようですが、腰から下が麻痺している状態だということです。

 

警察に対する抗議が起こる中、ブレイクの母親が公けに登場し、息子の件で社会が荒立っていることに対してのコメントでした。

 

すばらしいですよね。

立派なコメントだと思いました。

 

しかし、被害に合った、ジェイコブ・ブレイクと言う人は実は逮捕状が出ていたとか、レイプ犯であるとか、現場で撃たれた時はナイフを持っていたとか、様々な噂が出ています。

 

この事件は、悪人と警察官との戦いであり、人種差別の問題ではない、と指摘する人たちもいるみたいです。

 

警察官が現場に呼ばれたのも、そばにいた人から家庭内暴力の通報があったから、とも一部のニュースでは報道されています。

 

警察側は、これらのことについては一切正式には発表しておらず、私たちは本当のところはわかりません。

 

余談ですが、上でそもそものツイートをしているのは女優のミア・ファローです。

 

知ってるかな?

 

フランク・シナトラと結婚していた「ペイトンプレイス物語」のアリソン役の人。

 

「ローズマリーの赤ちゃん」にも出て来てた女優さんで、ウディ・アレンの長年の恋人でもありました。

 

ビリー・ジーン・キングとは、息子でジャーナリストのローナン・ファローがゲイを公表していることからの繋がりかな?なんて思ったりもしました。

 

大坂なおみの優勝チャンス

「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」には最初から参加予定はなかったのですが、錦織選手のコロナ感染で、さらに全米オープンテニスの欠場が決まり、日本勢としてはガックリ来ていたところでした。
 
なおみちゃんには是非とも錦織の分まで頑張って欲しい、と思うのはファンだったら当たり前です。
 
今大会はトップの10人のうち6人がコロナ感染を懸念して欠場していますし、第1シードの世界ランク第3位カロリナ・プリスコバと第2シードの世界ランク第4位ソフィア・ケニンは既に2回戦で敗退しているんですね。
 
なおみちゃんは今回は第4シードで参加しているので、今大会の優勝は結構楽勝なのではないかなと私は予想しいていました。
 
つーまーりー。
 
テニスファンの私としては、絶対に試合に出て欲しい!
 
テニスで戦って欲しい!
 
言いたいことがあるのであれば、テニスというスポーツを通して私たちに伝えて欲しい!
 
テニスが白人のスポーツというのなら、そのスポーツで白人をどんどん負かして欲しい!
 
そして日本人選手として4大大会を制覇してテニス界の歴史を塗り替えて欲しい!
 
ということなんです。
 
ぶっちゃけですが。
 
なおみちゃんなら、それができる、とファンならみんながそう信じています。
 
だからこそ、トーナメント再開の日が一日も早く訪れるのを待っていたんだから。
 
「BLM」は、テニスをしながらでもできるはずではないかなと、私は思います。
 
例えば「BLM」と書かれたウェアを日清に作ってもらうとか?
 
勝利インタビューで、政治的発言をするとか。
 
勝利選手が言う事は、きっとどんなことでも大きな影響力があると思います。
 
しかもそれが社会的に正しいことであるならば、尚更、どんどん前に出て行って発言して欲しい、と思いました。
 

久しぶりの再会となったサーシャ・バイン

今大会でベスト8を決定する試合の相手は、ウクライナの世界ランク第25位のダヤナ・ヤストレムスカという選手でした。
 
で、実はそのコーチは、なんとあの大坂を世界1位へ導いたサーシャ・バインなのですねー。
 
大坂なおみの絶頂期に突然「解雇」された形になったスターコーチなだけに、もしかして、なおみちゃんは、彼女と戦うのがいやかもねー?と私たちテニス仲間の間では心配していました。
 
メンタルが弱いなおみちゃんのことを知り尽くしているコーチですからね。
 
でも、まあ、なおみちゃん。
 
そんなことは試合が始まってからはモノともせず、堂々と圧倒的強さで勝ち進んでいましたね。
 
やっぱり成長したんだなー、と思った試合でした。
 
世界ランク1位は譲っていますが、現在大坂なおみは世界で最も稼ぐ女性アスリートの肩書きを持っていますからね。
 
37ミリオンダラーだそうですよ。
 

なおみちゃん、復活!

で、今日のニュースでさっき、やっていましたが、大坂なおみは、金曜日に延期された準決勝の試合に出場する、とのことでした!

 

やったー!

 

プロテニス協会とも話し合いが行われたみたいです。

 

金曜日まで延期してくれたら、試合に出てもいい、というのが大坂なおみのリクエストだったようです。

 

やはり私たちテニスファンは、テニスの試合が見たいですもんね!

 

黒人だろうが、白人だろうが、なんだろうがね。

 

今回の一連のボイコットを批判する声でもありますが

 

「スポーツと政治を一緒にしないで」

 

という意見は、実は私もそう思います。

 

時代が違うと言ってしまえばそれまでなのですが、スポーツはもっとピュアに戦って欲しい、と思うから。

 

まとめ

いろいろな意見はあると思いますが、なおみちゃんには明日の準決勝は是非とも頑張って欲しいと思っています。

 

ゴルフファンだって、タイガー・ウッズを応援する人たちは、彼が人種差別の抗議のためにトーナメントをボイコットする、と言ったら残念だなと思うはずです。

 

よくわかりませんが、タイガー・ウッズがそういう行動をしたら、それだけでもちょっと違う?と思ってしまうのは、私だけでしょうか?

 

彼は、自分の人生の立て直しを賭けてプレイをしているからですよね。それをファンに示すことが彼の役割なのだと自分でもわかっているのだと思います。

 

黒人はスポーツやダンスなど体を動かす分野では、白人よりも優れている場合が多いと言われています。

 

白人優位と言われる社会ですが、黒人に限らず全ての有色人種がそれぞれ得意分野で優秀な人材を育てて社会をリードするロールモデルとなる人がたくさん出てきたら私たち「マイノリティー」ももっと自信が持てるのだと思います。

 

今、私たちが大坂なおみに期待することは、テニスを通しいて若者のロールモデルにいなって欲しい、ということではないでしょうか?

 

だから、なおみちゃん。

頑張って!