いつまでも乙女なママのハッピーいばら道

アメリカ在住・バツ2・子ども3人・どん底から浮かび上がって現在婚約中・世界一幸せです

先延ばしにする私の癖とスカーレット・オハラの性格障害について

 

人生やってられないわ

あー、もうね、わかっているんですが、なかなか仕事が進まない〜!と言って愚痴るとまた言い訳になってしまうから、いけないのですが、

 

Life is what happens while you are busy making other plans.

 

って言いますよね。

これの意味は、

 

人生とはあれこれ色々と考えているうちにどんどんいろいろなことが起こっていくもの

 

ということ。

 

これを言ったのは、ジョン・レノンだと言われていますが、ほんと彼のように結構自由に色々と成功し、思い通りの人生を手に入れているように見える人でもそうなんだから(最も、彼は若くして弾丸に打たれて命を落としましたが)、私たち凡人は、それ以上に色々とうまく行かないことがあると言うことですね。

 

英語でよく言うのですが

 

Life happens.

Things happen.

 

というと、直訳したら

 

「人生は起こる」

 

みたいになりますが、これの本当の意味は

 

「いろいろある」

 

という意味です。

 

こういう場合はよからぬことが起こる場合が多いのですが、そういう時に心を込めて言うと

 

Shit happens.

 

となるわけです。エレガントな女性はあまり口にしない方がいい言葉だとは思いますが、比較的、普通に聞く言葉だったりします。

 

「やってられないわっ!」

 

って感じなんでしょうか。

 

ぐーたらな日々

いや、決して私はぐーたらな日々を過ごしているわけではありません。

 

上にも書いたように、いろいろなことが起こるんですよね。

 

この間の記事にも書きましたが邪魔が入るというか。

 

でもそういうの、子どもから指摘されるのですが、それって本当は、自分でやらなくてはいけないことなどを

 

「無意識のうちに先延ばしにしている」

 

わけで、それには理由があるんじゃない?ってこと言われます。

 

高校生の子どもから、言われたくないわねっ!と思いますが、全くその通りなんですねー。

 

風と共に去りぬが話題に

5月末日に起こったジョージ・フロイドが殺されたことによる黒人差別問題が大きくなる中で、アメリカの映画史上、名作だと誰もが疑わなかった映画「風と共に去りぬ」がストリーミングサービス「HBO Max」の配信ラインナップから削除された、というニュースが話題になっていました。

 

つまり、黒人を奴隷として扱っていた南部の社会を美しく描いていたこの映画は社会的にも道徳的にも間違っているという意見があり、放送を禁止するべき、という動きがあった、ということです。

 

ja.wikipedia.org

 

私も大好きな映画なんですけどね。確かに「古き良き南部」ということでその時代背景が描かれていますよね。

 

中学生の時に親に買ってもらった日本語訳の本を毎日寝る前に読んでいました。3冊あったのですが、結構分厚い本でした。

 

これこれ↓ 懐かしー。

 

 

 

カッコ良かったですよねー、レット・バトラー ❤️

 

むかーし昔、ダーリンが「好きだーっ!」と告って来た時も、正直私の心はレット・バトラーに独占されていた、と言っても過言ではありません。

 

知らない人のためにちょっと言っておくと、この映画は、アメリカの南北戦争前から南部が戦争で敗北するまでのあたりに起こった恋愛にまつわる出来事が南部のタラという架空のプランテーションを舞台に繰り広げられる人間ドラマです。

 

私がこの映画を初めて見たのは中学生の頃だったし、人種差別などというのもまだまだ全然わかっていなかった頃だと思います。

 

黒人の召使がいてどうして日本語訳では「東北なまり」になってるのかな?とおかしいな、と思っていたぐらい。

 

それに引き換え、スカーレット・オハラの綺麗さと言ったら、光り輝いていましたよね。

 

素敵 ❤️

 

子ども心にレット・バトラーの男気とスカーレット・オハラの美しさにすっかりやられていて、黒人奴隷制度のことなど、全然頭に入っていませんでした。

  

今年の初めのアカデミー賞で作品賞に韓国映画が選ばれたことに腹を立て、トランプ大統領が

 

「風と共に去りぬのようなアメリカの名作はないのか?」

 

という発言をしたのは、もう遠い昔のような気がします。時代はもうすっかりと変わっていること。

 

その時にもトランプ大統領の失言によりかなーりネットは炎上していましたが、「風と共に去りぬ」は今回の黒人差別が大々的にならなくとも、ずっと前から色々と批判があったみたいです。

 

確かに、色々とポリティカリー・インコレクトなシーンは今思い返すとたくさんありますしね。

 

スカーレット・オハラの名言は実は先延ばし症候群の証し

こう見えても私は、ヴィヴィアン・リーに似てる!と言われたことがあるんですよ〜❤️

 

ヴィヴィアン・リーは、中学生以来ずっと私の憧れの女優さんでもあるので、少しでも近づくために、左眉部を吊り上げるというスカーレットがよくする表情を練習したりしていました。

 

だから、似てるねー、なんて言われたら、すっごい嬉しかったんですけどね。

 

ハリウッド映画史上最高の名画でもある「風と共に去りぬ」の主人公スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)に似てるなんて、もう超サイコーに名誉なことじゃないですか?

 

絶世の美女である上に仕事もできて男勝りに成功を掴み、やるとなったら猪突猛進型で目標を達成するたくましい精神の持ち主である、みたいな女性。

 

きゃーん。

嬉し〜❤️

 

で、で、でもですねー。

 

そんな風に気を良くしていたんですけどね、それがアメリカに来た途端に覆されました。かなーり前のことですが。

 

もしかしたら私が行ったのが北部だったからなのかもしれませんが、日本では女性としても絶賛され評価の高いスカーレットなのですが、アメリカでは「自己中」でなんでも「明日」に先延ばしする怠惰な女性である、というレッテルが張られているみたいなんですね!

 

ちょっと驚きました。

 

それは、映画の最後に彼女の口から出る有名セリフがあるからです。

 

I'll go home and I'll think of some way to get him back. After all, tomorrow is another day.

 

(故郷に帰りましょう。そしてどうしたら彼を取り戻せるか考えるわ。結局、明日は新しい日だもの(いい考えが思いつくかもしれない)!)

 

という部分なんですよ。

どう思いますか?

 

日本では、心理学的にも辛いことだから逆にあまり無理に「考えない」ことで乗り切るという方法を取ろうとする前向きな対応の仕方だということになっていますよね。

 

あまり切羽詰まって追い込むことはよくないということで。

 

でもですねー。

アメリカって結構厳しいです。

 

だって、スカーレット・オハラの扱いは「彼女はなんでも明日に後回しにする先延ばし症候群である」というのですから、びっくりするわけです。

 

え、え、えぇー?

 

そして、スカーレットのためなら例え火の中水の中、なんでもするという大きい愛で彼女をいつも見守っていた、男らしくて心優しい南部きってのジェントルマンであるレット・バトラーに最後に言わせるセリフが

 

I don't give a damn!

 

(勝手にしろ!)

 

え、え、えぇー?

 

あのレットがそんな酷い言葉を放っていたなんて?

 

と私的には思いますが、アメリカの批評家たちの間では、こういうことを男に言わせるスカーレットは女性として最低〜、となるみたいなんですね。w

 

そ、そ、そうなんだー。

 

「貴方がいない人生なんて考えられないわ。
行かないで〜」

 

と言っているのに、そんな冷たいことをしかもそんなキツイ言葉で女性に言うなんて、酷い!レット・バトラーって、そんな風に最後は捨て台詞を放って霧の中消えていったんだー、と私は思ってしまいましたが。

 

私も子どもの頃は全然気がつきませんでしたが、大人の世界っていろいろあるんですね。

 

レットのイメージが急に崩れ落ちたわけです。

 

でも、きっとそれを言わせたのがスカーレット・オハラだということなんですねー(←ふーむ。ちょっとそれも私に似ているか?)

 

うっ。

 

もうこれからはそんな簡単に「私ってスカーレット・オハラに似てるって言われるのー」なんて嬉しそうに言えなくなリましたね。

 

ところ変われば、全然違って受け止められているものがある、という一例でした。

 

ちなみに、アメリカは結構評価が厳しいという点ですが、レット・バトラーについても批判的です。

 

見かけが綺麗だからと惚れ込んで、散々酷いことをされながらも長年振り回されても、関係を断つことができない情けない男、ということみたいです。しかも最後は恨み辛みにきつい一言。

 

そうなる前に、なんでもっと早くに二人で話し合えなかったのか?

 

っつうことです。よくカップルカウンセリングに行くと悪い例に出されたりしているんですよ、この二人。w

 

わー。

厳しいですね。

 

まとめ

南部の連合国旗がミシシッピー州からも削除されることになった、とか、プリンストン大学で黒人差別的政策を行っていたウィルソン大統領の名前が消えることになった、とか、アメリカではこの黒人差別問題で、かなりな大きい動きが起こっている中、久しぶりに思い出した「風と共に去りぬ」でした。

 

私自身も、子どもの頃に見て感動した懐かしい映画を「いい映画だったなー」と思い出すよりも、スカーレットのようになんでも明日に後回しにするのは、やめよう!と自分の最近の日常を反省することに役立ったという、新しい見方に、自分でも驚いた次第です。

 

明らかに時代が変わった、と言えるかも。

 

ハリウッド映画協会は、映画そのものを抹消することはせず、「間違った歴史があった悲しい事実を思い起こすためにも」映画は慎重な配慮の上で公開し続ける、ということです。