なんと、今日の朝(8時7分)にノースカロライナとヴァージニア州の境目のあたりで、マグニチュード5.2の地震が発生したということです。
エェー?
気が付きませんでした(寝ていた!)。
発生地はノースカロライナ州の北部にあるスパルタ(Sparta)とヴァージニア州の南部地域で、スパルタとはタバコの生産地として日本でも名前は聞いたことがあると思いますが、ウィンストン・セーラムに隣接する地域です。
そこから、私たちが住むトライアングルエリアと呼ばれる内陸、もっと南へ下がりNASCARの聖地として有名なシャーロット、そしてサウスカロライナ州からテネシー州まで揺さぶったとのことみたいです。
次男と長女も寝ていたので気がつかなかった、と言っていますが、彼らの多数のグループチャットでは、多くのお友達が揺れを「生まれて初めて」経験したそうで、
「みんな大丈夫?」
とテキストが出回っていたそうです。
マグニチュー度5.2ということですから、かなり強い地震だったと思います。
私たちの地域ではどのぐらいの揺れだったのかを子どもたちの友人に聞いたら、寝ていても十分に感じられた(寝ている方が感じますよね)と言うことでした。
朝からずっと今日の話題はもっぱら地震のことみたいです。
みんな無事だと言うことで、安心しましたが、私の知り合いがウィンストン・セーラムに住んでいるので、メールを入れた次第です。
下のリンクの人はチャッド・タッカーというノースカロライナのジャーナリストみたいですが、ツイッターで地震の状況を色々とアップしています。
ジャーナリストだから動画などを撮っていた、というのではなくて、多分セキュリティーの隠しカメラがたまたま撮ったというものだと思います。
アメリカの一軒家は、セキュリティーで隠しカメラを入れていますから、しっかりと地震の揺れも抑えていたのでしょう。
かなり揺れていますよね(怖)。
Earthquake Video: Adam Whitley's home surveillance camera in North Wilkesboro captured the quake. #SOUNDUP pic.twitter.com/bvRNvnIzBX
— Chad Tucker (@ChadTucker) August 9, 2020
ノースカロライナなどアメリカの東海岸では、地震はまず起きません。
USGS(アメリカ地質調査所)によると、今回の地震もアメリカ東海岸で起きた同じぐらいの規模のものは、1916年以来だということです。
私もニューヨーク含めアメリカ東海岸には30年ぐらい住んでいますが、私が感じた「地震」でニュースにもなっていたものは、8年ぐらい前にノースカロライナで起きたもの1回のみです。
その時一緒にいた50代のアメリカ人も
「なにこれ?
地面が揺れてるじゃない?
えぇ?
地震?
きゃー!
生まれて初めてだわ!」
と怖がっていました。
地震の時にそんなにパニックになるのはいけませんよね。
とは言う私も日本に帰国中は必ずと言っていいほど、地震は体験するので、毎回パニクっています。
日本人は冷静ですよね。
ある時は、新宿の高層ビルの中で地震が起こりましたが、
「え?
地震じゃない?
きゃー!
怖い!!」
と言っているのは私だけでした。
周りのみんなは、瞬き一つせず、ケーキを食べる手を止めてなかったです。
さすがですよね。
アメリカ人は地震が来たら、助かるものも助からないかもしれません。
寝ていて気がつかなかったという私たち家族は論外です、はい。
ということで、なんだか異常気象か?と思えてきます。
コロナでも大変なのにみんな気をつけましょう。