- コロナ禍で伸びるソーシャルミディアユーザーとアメリカの株
- スナチャのエヴァン・スピーゲルって誰?
- スナップチャットって
- スナップチャットのロケーションシェア
- イケメンでモテ男だったエヴァン・スピーゲルが考えたことがティーンにウケた
コロナ禍で伸びるソーシャルミディアユーザーとアメリカの株
今日のニュースで、スナップチャットの今期のユーザーが17%増加した、ということが出ていました。
へぇ。
そうなんだ?
コロナで外出禁止になってから、今まで嫌いでやってなかったという大人たちもやはりせめてネットで繋がっていたい、という理由からどんどんソーシャルミディアに参加するようになってますよね。
大人はやはりフェイスブックが主流ですが、若者は断然スナップチャットです。だからやっぱり増えているのでしょう。
最近、TwitterとかFacebookの、ハイプロファイルな大物アカウント(テスラのCEOイーロン・マスクとか大統領候補のジョー・バイデンとか)が乗っ取られたというニュースもありましたしね。
Twitterは、以前から有料サービスが開始されるとか随分と「デマ」が出ていましたが、先月はとうとう「Gryphon」というコードネームで、サブスクリプション型のプラットフォームを開発している、ということが発表されていました。
求人情報のリストだとか、なんだか詳しいことはまだはっきりとはわかってないみたいですが、「グリフォン」というチーム名で何やらいろいろ開発している様子って感じ。
今後の社会のオンライン化に伴い、Gafa(ビッグテク)はじめ、色々と動いているみたいで、そういう意味では、ハイテク系ストックが集まるナスダック(ストック)は上がりっぱなしですよね。
先週も、ナスダックは最高値を更新し続けていたし、世界大恐慌が始まっていると言われている一方で、アメリカの株式はNYダウジョーンズもまずまず回復しているし、イマイチ経済が悪化しているのかどうなのか???という感じです。
アメリカ在住としてはいいのですが。
ただ、スナチャのニュースとしては、ユーザーは増え続けるのに、しかしながらスナップチャットのストックは9%のマイナスだということでした。
理由としてはやはりスナップチャットの機能にある「ストーリー」などの企業広告が大きく減少したことによるものらしいです。
そんなにすごい目玉ニュースではないのですが、スナップチャットの創立者でCEOのエヴァン・スピーゲルの写真がドーンと出ていたので、今朝はスナチャのニュースがヴィジュアル的に目立っていました。
スナチャのエヴァン・スピーゲルって誰?
この青年実業家、すっごいイケメンですよね?
え?
知らない?
6フィートぐらいある長身でスタンフォード大学に通った(でも卒業はしてないらしい?)の優れた頭脳を持ち、更に家も超お金持ちっていう人。
全てを持ち合わせた人っているんだな?という感じの人なんです。
まずはこちらを。
数年前に結婚した奥様は、スーパーモデルのミランダ・カーです。現在は彼らにとっての2人目になる子どもも昨年の10月ぐらいに生まれたみたいで、ほんと幸せそう。
美男美女のカップル。
ちなみに下のインスタの投稿は、昨年まだミランダが妊娠中だった頃のインスタより。彼女の元夫、オーランド・ブルームと婚約したケイティー・ペリーと一緒の写真をアップしています。現在、ケイティー・ペリーは夏に生まれる待望のベイビーを妊娠中です。
アメリカ人ってこういうところが懐が大きいですよね〜。
と思いませんか?
ミランダとオーランドの間にも子どもがいるので、ケイティー・ペリーにとっては、ステップサンになるわけですよね。
だから、当然、ママのミランダともいやでも仲良くしないといけないわけで、その辺はアメリカは親って本当に耐えているんですねー。
どうせ付き合わなくてはいけないんだから、仲良くなっちゃう方がいいですからね。
ミランダの方も、これから子どもが色々とお世話になるであろう元旦那の婚約者と一緒に写真撮って
「一緒に輝いてくれてありがとう」
と彼女のコスメブランドの名前に文字って(NoniBright)「輝き」という言葉を使って投稿していました。
この写真の裏には、いろいろな女のバトルは当然あると思いますが、まあ、表面的にはほのぼのいい感じで写ってますよね。
スナップチャットって
で、話はスナップチャットに戻ります。
スナチャを使いこなすことが出来たら、反抗期のティーンネイジャーも征することができる!と思うほど、若者のスナチャ依存症は凄いです。
この間も長女と喧嘩した原因が、スナチャで彼女がいる「場所」を私にシェアしてないっていうことから始まりました。
つまり、スマホを持ってスナチャにログインしている長女がどこにいるのか、わかるっていう機能なんですよ。
若者は、これらを見てこの人がここにいるから、かくかくしかじか。
「今、XXにいるんでしょ?これから会えない?」
などと約束したりするのです。
行動や場所など全てがバレバレ。
でもそうやって社交を広めているのですね。しかも地図の上からライブ動画なども見ることができるので、どこで何をしているのか?覗けちゃうんですよ。
ある意味怖い。
すごい世界です。
ちょっと前に「FOMO (fear of missing out. フォーモーと発音します」という言葉が流行しましたが、詰まるところ「取り残されてる恐怖」って感じちゃうわけですよねー。こういうのを見てしまうと。
それで、鬱になっちゃったりするのだから、やっぱりあまりの使いすぎはよくないです。
スナップチャットのロケーションシェア
しかしながら、そのスナチャの「ロケーション」という機能は便利です。わかりやすいし、多分外されにくいし。
高校生ともなると、親が入れたセキュリティーアプリなんて、嫌だったら外すの簡単ですからね。せっかく「ファミリープラン」で電話会社とかのアプリを入れても、機能してないじゃん?ってなるのが落ちなんですねー。
もうそれでどんなに騙されたことか。
で、スナップチャットは友達だったら(親にとっては子どもの友達になってもらうのがまず突破すべき難関ですが)、さらにロケーションをシェアすることにより(次のハードルはシェアを許可してもらうこと)、相手がどこにいるか、常に把握できるっていうものです。
昨年、彼女と(元)ボーイフレンドのやりとりを見ていたら、もうこのスナチャで全てを把握しているって感じでした。大人同士だったら、全て監視されているみたいで、窮屈かも、なんて思ったりします。
若者はログイン情報も友達などとシェアしてて、人のアカウントにも入れるようにしているんですよ。
それで、ボーイフレンドのアカウントでコメントしたり、彼が他の女の子とコンタクトとってないかチェックしたりとか、それはそれはもうすっごいことになってます。
日本では私の時代だとシステム手帳、今の時代だと携帯ですかね?パートナーの物は、見たらその時点で終わりだって言いませんか?
信頼関係が成り立ってない証拠だし、人間は誰にでも「秘密」はありますからね。
イケメンでモテ男だったエヴァン・スピーゲルが考えたことがティーンにウケた
ちょっとこれはおまけですが、私はミランダ・カーがスピーゲルと婚約したときは、実はとっても心配したんですね。
だって、このエヴァン・スピーゲルってカッコ良くて仕事もできてお金持ちで、完璧な王子様のような男性なんですが、実は若い時の評判は悪かったんです。
これだけのイケメンですから、彼は大学時代に合コンやらなんやらでパーティー三昧していたようなのですが、その時のことが、それを妬んだ人?に暴露されちゃったんですね。
多くの女の子たちをはびこらせていた事実が書かれた彼のチャラ男的メールが世間に公表されてしまったんです。
彼はその逆襲として「証拠が消えるメールのやりとりができないか?」ということで頭をひねらせ、スナチャの元になる「情報が消える」というコンセプトでやりとりができるプラットフォーム(スナップチャット)を考えついたのだそうです。
転んでもただでは起きない人ですね!
ミランダと婚約した時も彼女はそういうスピーゲルの軽い評判を打ち消そうと
「彼は本当に純情なのよ。私たち、籍を入れるまで婚前交渉もしていません」
と宣言していたんだから、かなり驚きます(←マライア・キャリーやジェ二ファー・ロペスもそういうこと言ってた時がありますが)。
余計なお世話ですが、彼女の努力もあって、今やエヴァン・スピーゲルもすっかりと落ち着いた印象のイクメンになっています。