お騒がせなジェイク・ポール
知ってますか?
このジェイク・ポールという人。
若者に大受けのロサンゼルス在住のアメリカ人ユーチューバーなんですね。
その人が、最近色々とニュースで話題になっています。
ここに大体のことが書いてありますが、8月5日に彼ジェイク・ポールのカリフォルニアの自宅にFBIの捜索が入ったみたいです。
細かい理由はリリースされていませんが、その捜索の入り方が、普通じゃなくて、軍隊みたいな人たちがズーンと入っていってて、びっくりしました。
それにしても、すごい豪邸ですね。ハリウッドピープル並。
若干23歳。
お兄さんもいて(ローガン・ポール)、二人で以前からなんだか「悪ガキ」ユーチューバーって感じでいつも世間を騒がせているのですよね。
素行の悪いジェイクとローガンの兄弟
6月の初め頃から、全米各地で「ブラックライブスマター」の抗議やデモが行われていましたが、ジェイクとローガンはユーチューバーとして、ネタを探しに当然の如く、デモや抗議に参加するかのごとく、街へ出かけて行っていたわけです。
で、なんとそこで、抗議などを撮影するだけではなくて、自ら暴動や略奪を起こしていたのだそうです。
#BREAKING: YouTuber Jake Paul has been charged with criminal trespassing and unlawful assembly after video shows him alongside looters in Scottsdale. STORY: https://t.co/L5gwQ4sQcA #abc15 pic.twitter.com/5hlCK1dznU
— ABC15 Arizona (@abc15) June 4, 2020
それで、ある日、アリゾナ州スコッツデールのモールでも「不法侵入」で罪に捕われてしまったのですが、一切お構いなしというか、法律もほぼ無視、みたいな「俺様」態度を変えずに、YouTubeの観覧数(=広告収入)のためならなんでもする、というスタンスでずっと賛否両論の動画を現在でも撮り続けています。
その間もコロナなのに大勢で集まったパーティーを主宰したり、とにかく昔っから「怖いもの無し」というすごい「ブラッシュ(brash)」な態度なんですね。
彼のフォロアーやサブスクライバーは16歳以下の子どもたちが多いというのに、お手本となることを一切しない「良い子の皆さんは真似をしないでください」というテロップがずっと入っている感じの人なんですね。
アメリカの親御さんたちは、自分たちの子がジェイク・ポールの動画を見てないか?とハラハラドキドキの毎日。
そんな親御さんたちがユーチューブチャネルやTV番組のレビューをチェックするというウェブサイトもあるんですよね。
その名も、「コモンセンス(常識)」
ここでは、ジェイク・ポールは残念ながら、あまり良い評価を得ていません。当然ですが。
ネタを探すのはいいのですが、自ら暴動騒ぎを引き起こしてそれを動画に撮って投稿するとか、道徳的倫理的ルールを超えてのお金儲けは人間としてしてはいけないことですよね。
元々お兄さんのローガンは、日本滞在中に道徳的に好ましくない動画を投稿して一躍有名になった人です(知りたかったら検索してください。でてきますよ)。
今回、ジェイクがしたことは、「ブラックライブスマター」で平和的抗議にかこつけて、略奪を起こし「催涙ガスを浴びて目が腫れてしまった」などと白々しいことを投稿し、人々の神経を逆撫していました。
そういう投稿は現在はすでに全て削除されています。
他のユーチューバーはカンカンに怒り、しかもソーシャルメデイアでは炎上していたのですね。その辺りから、彼らの名前が目立って来たんですよ。
お金のためなら、なんでもする奴ら。
ということで、観覧者の中には「ジェイク・ポールが有罪になってもユーチューブの収益金は受けられるのですか?」みたいに心配する人もいたらしいです。
で、FBIの騒ぎでした。
詳細については、まだわかりませんが、昨日のニュースでは、約2億ドルほどの未納税金があったようですね。
ふーむ。
動画アプリで有名になった子役スター
ジェイクは、Vinesというアプリで一躍有名になった人らしいですが、子役の俳優でもありデイズニーチャネルなどに出ていた人みたいです。
私もよく知らなかったので、次男に聞いてみましたが、すっごいよく知っていたので、やはり彼らは若者に人気なのでしょう。次男は、すっごい嫌いみたいですが。
元々はお兄さんと二人で、小学生ぐらいの頃から動画をインターネットにアップしいていたみたいですよ。
次男の話では、俳優としてはイマイチというか、あまりにも素行が悪いので、デイズニーからは解雇されたのだそうです。
同時に、ラッパーやボクサーとしてもキャリアを積んで行っているそうで、特にボクサーとしての思い入れは強いみたいです。
先日、マイク・タイソンの親善試合の発表がありましたが、マイク・タイソンのTwitterで、ジェイク・ポールの名前が彼の口から放たれていたそうで、
「マイク・タイソンがオレの名前を言ってくれた!」
と嬉しそうにリツイートしていました。
MIKE TYSON SAID MY NAME!!!! pic.twitter.com/nY15yr27UX
— Jake Paul (@jakepaul) July 31, 2020
やはり「俺様」のジェイク・ポールにとっても、マイク・タイソンはレジェンドなのでしょう。
ちなみに9月に行われるマイク・タイソン対ロイ・ジェームズの試合前前座のアンダーカードでジェイク・ポールとネイト・ロビンソンの試合があるみたいですね。
それを「すごいことになるよ」とマイク・タイソンが言ってるわけです。
TikTokとバズヴィデオなど
今は、アメリカではトランプと中国政府の戦いで、TikTokの使用禁止を命じ、マイクロソフトにTikTokの買収を促している、というニュースで持ちきりですよね。
現在は、マイクロソフトの買収交渉もストップしているみたいです。
TikTokは元々中国のIT企業の「バイトダンス」社が開発運営しているモバイル向けショートビデオのプラットフォームなのですが、ジェイク・ポールも元々短いヴィデオが投稿できるVinesで有名になったみたいです。
そのアプリはもう終了していて、アメリカだと、多分今は「バズヴィデオ」が人気です。
YouTubeよりも断然短くていい動画(ほんと10秒ぐらい)をアップすることにより「バズ」らせてファンを集めるコミュニティみたいなのですが、かなーりすごいみたいですよ。
実情は知りませんが、私がバズヴィデオがいいなと思うのは、そのコンセプトとして「人のためになる、人を幸せにするvideo」ということが根底にあるからです。
ポリシー
ペレッティは、人のためになる、笑顔になれる、人と人をつなげるコンテンツが提供できているかを重視しており、侮辱や中傷のようなオンライン・ハラスメントから人々を守るために定期的に問題提起を行ってきたとしている[3]。その上で、偽りを避けるために掲載には信頼性のあるメディアのみを使い、掲載される内容を事前にチェックすることも必要であり、執筆者が誰なのか分かるように匿名性を薄めることや、特定の言葉を防止する技術の可能性を示している。
うちの長女も何やら色々とやっていますが、YouTubeとかは敷居が高いのですが、数秒でもいい動画アプリは、本当に色々と出ていて、訳がわかりません。
TikTokも一応アカウントは持っていますが、どうやって投稿するの?みたいなレベル💦
ちなみに、バズヴィデオもTikTokと同じ「バイトダンス」の運営みたいですね。
アメリカ政府は、TikTokは中国のスパイ組織だ、みたいな気持ちらしいですが、どうなんでしょう?
だとしたらもう既にもうかなりやられている感あるので、今更ジタバタしてもしょうがないような気もします。
まとめ
いずれにしても、お金を稼ぐのであれば、世の中のためになることをしてやらないといけませんよね。
ボクシングの方で大いに頑張ってもらいたいものですが、今のままの態度でユーチューバーを続けるのであれば、そのうちになんだか奈落の底へ突き落とされる感じもします。
まだまだ若いですからね。
まずは、未納税金の2億ドルを早いところ払ってもらいたい、という話でした。
私が偉そうに言う筋合いもないのですが、一つ一つ正して行って立派な大人になって欲しいものです。