ちょっと更新が遅れてしまいましたが、職場でちょっとした「事件」が起こり、コンピューターが使えない状態になってしまいました。
この事件は、映画みたいなことなんですが、いわゆる「サイバーマルウェアアタック」というものです。ここだけの話ですが。w どうもうちの職場が狙われてやられてしまったようです。
コロナの騒ぎに重なってもうあたふたしていました。コンピュータが使えないってイライラしますね!コンピュータ漬けになるよりもストレスだと思います、個人的に。
で、そうこうしているうちに、コロナの感染はただでも早い上に状況がいろいろと日に日に変わり、気が付いたら、うちの州も「非常事態」の宣告が州知事から出された次第です。
ニューヨークやカリフォルニアに次いで、すでに20州以上が非常事態宣言をしています。
それって、もうかなりひどい状態になっているんだ?
と、思いますよね。
アメリカの状況を細かく日常レベルでお伝えしようかな?と思い、この記事を書き始めた数日前から、また今日の事情はかなーり変わっており、いざ、更新できる状態になったら、もうそんな古い情報は必要ないかなと思えてきました。
結果的に言うと、高齢者は発表された警告としての「感染確率」にビビり、焦って食料品を買いだめし始めた次第です。
木曜日の朝なのに、食料品店は高齢者でいっぱい。すっごい行列でした!
えぇ?なんでそんな平日に私もスーパーにいるのかって?それはまた後日、説明します。
娘の学校地区では幼稚園から高校までの学校一切、スケジュールを変更し、4月の頭からだった春休みを3月19日の木曜日からとし、既にオンライン学習へと切り替えることになりました。
つまり、4月6日まで学校は閉鎖、ということ。
で、この「非常事態」というのがどういうことか?というと、このように本来であれば、「予備日」が設けられない時に学校を休校させたりすることは法律で禁止されています。でもこの状況では休校せざるを得ないわけでその判断が一番正しいと思われ、それが「非常事態」には教育委員会関係者のトップの決断で可能になる、ということみたいです。
そういう通常では禁じられていることや、不可能なことが可能になるのが「非常事態」である、ということです。
例えばですが、医療関係者で必要な医者や看護師を迅速に配置したり、必要な物資を提供するために予算や許可の取り決めがアメリカ合衆国憲法を通さずにも、トップの一存で(とは言え複数の権限者によって)決めることができるのが「非常事態」ということらしいです。
つまり、国民を守るために法律を甘くし、政府の援助をより簡単に受けやすくするための手段なんですね。
なので、もちろん、国民の注意を喚起させるためのものではありますが、決して人々がパニックになって恐れなくてはいけない状態を警告しているわけではないということ。
その辺は冷静に受け止める必要があると思います。
そういうことが以下のCNNのニュースで書かれています。
次男が通っている大学でも先週ぐらいに一人感染者が見つかり、突然、「危機管理ティーム」からメールが送られてくるようになりました。ほぼ、毎日。
要件の欄には「MUST READ!(読んでください!)」みたいなことが書かれています。
うちの州では先週に1人感染者が出ましたがその時点で州知事が即緊急記者会見を開きました。
その時は「私たちは準備が整っている」ということでした。感染者の具体的名前や住所はもちろん個人情報として保護されていますが、どのような状況でどの地区の自宅で監禁されているかなど、詳しく知らされ、テストキットがFDAから承認されたので、テストできる準備もできている、というような内容です。
そして、「常識」レベルで規則正しい生活をし、手を洗いうがいを心掛けること。
それからというもの、学校やその他の機関からも彼らの状態がどのような感じであるのか?これからの方針などが綴られたメールが送られてくるようになり、現在では上にも書いたように公立の学校は春休みと合わせて4月6日まで閉鎖になりました。
ただ、地区によっては判断が異なりますので、国→州→郡・市→町→各団体・個人・家庭の順番で可決されたものが次々に伝わっていきます。
アメリカでは、大統領を含め管轄を仕切る政治家がどのような考えを持っているか?ということが私たちの日常をこういう時にも左右します。
だから、投票することが大切であり大統領選もあんなにヒートアップするのだと思います。