体に色々とがたが来ているというダーリンなのですが、私が紹介したハリキュウ整骨院は、いまいちだったようで、それからまた別のカイロプラクティックのクリニックに通っています。
と思ったら、気がついたらカイロから今度は「整体」へ変えたみたいです。
えぇ?
そうなの?
しばらくは通ってみないとわからないんじゃ?
と思ったのですが、今まではなんだかイマイチだったのに、整体へ行ったらなんと一回でバキーンと、すっごい効き目が出たらしいです。
へぇー。
すごいね!
ダーリンの判断力にも感心しました ❤️
よかったね。
そして、その魔法のような治療に思わず私もその整体とやらに行きたいなー、と思う今日この頃です(実は私もダーリンとチャットのしすぎで左腕が痛い)。
↑50肩じゃ?(←い、いえ、違います!)
信じることが大切
多分、多くの人たちも経験あるのかと思いますが、腰痛とか腕が痛いとか、体のどこかが痛くて色々とクリニックに通っても全然効果がなかった、みたいなことありますよね?
すでに2ヶ月ぐらい週に3回ぐらいいろいろ通ったのに、効果があまりなかったのであれば、かなーり残念ですよね。
私もアメリカでかなーりいろいろなことをやりましたが、だいたい言われることが
1)一回で治るものはない
2)しばらく通わないとダメ
3)つまり治ると信じて通うこと
4)直そうと自分で努力すること
と言うことでした。
西欧医学のアメリカでもこういう時には、医学を超える哲学やら信仰みたいなものがあり、通っている先のドクターや施術者を信じて、一緒に頑張るということがとっても大切なんですね。
元々アメリカは宗教深い人の集まりでもありますから。
更には「心の問題」が体の痛みとして出ている場合がある、ということもあって、かなーり厄介で複雑な痛みや、そうかと思ったら、楽しいことをしている時は痛みを一切感じないというケースもあったりと、痛みって意外にもスピリチュアル?
血が出ていたり明らかに腫れてるとかそういう怪我に伴う痛みはともかく、精神的なことも随分と関係しているんだー?
と思ったんですよねー。
30年前に受けたカイロプラクティック
私も実は、若い頃に腰痛に悩まされていた時があり、その時も一通りの治療に通った経験があります。
自宅にイケメンのマッサージ師を呼んでみたり。あ、これは頼んだマッサージ師がたまたまイケメンだった、ということですが。
腰痛は結構昔から数年患っていましたが、ある時、いてもたってもいられずに、仕事中に電話帳で表参道のオフィスから歩いて行けるところを探して行きました。
渋谷の近くだったと思いますが、藁をも掴む気持ちで到達しましたが、神がかっててよかったです。
レントゲンも撮ってくれて、私の首が長いことや尾骶骨が曲がっていることなど(数ヶ月前に駅の階段で転んでぶつけてしまったんです)教えてくれました。
バンッ!バンッ!バンッ!
と凄い音と共に施術してくれたのですが、なんと痛みは一晩でなくなりました!
奇跡です!
そこのクリニックには「カイロプラクティック」と書かれていましたが、今から思うと整体だったのかもしれませんね。
その後、アメリカで長男が受けたカイロプラクティックを見て随分とやり方も変わったんだなー、と思った次第です。
もしかしたら、日本のカイロプラクティックとアメリカのものは違うのかもしれません。
そもそも、「整体」を英語でなんと言うのか調べたら「カイロプラクティック」だそうです。
うーん。
違いはなんなのか、よくわからないな。
痛み:長男の場合
私の長男はスケートボーダーで高校生だった頃は、毎日スケートパークへ放課後は直行していたために怪我も多く、腰は勿論、膝とか足とか、しょっちゅう痛いと文句を言っていました。
病院に行きたい、と言うので連れて行きましたが、英語で診断されたものによると「pars stress fracture (spondylolysis)」と言うことでした。
つまるところ「繰り返しかがんだり伸びたりする運動から、骨が弱って折れてしまう」そうです。
骨折はいっそのこと、ボキッと潔く折れてしまう方が、よっぽどくっつきもいいようですが、この手の長年の運動で局部が弱り折れてしまった骨折は、
「もう一生治らない!」
と言われたんですよね。
直ったとしても長い時間がかかるそうです。
えぇー?!
9歳ぐらいからずっとスケートボードが命だと言っていた子どもにとってはそんなことを言われた折にはもう、人生最悪。
Life sucks!
となってしまったわけですね。
痛みは脳で感じるもの?
で、そこからが私と長男の回復への涙のジャーニーとなるわけですが、ハリキュウ、カイロプラクティック、整体、フィジカルセラピー、怪しげなハーブ治療、そしてスポーツドクターへの泣き寝入り、などなど。
それはそれはもうありとあらゆることを試しました。
ハリにも色々とあって、30分ぐらいずーっと電気をピリピリ入れながら刺しっぱなしにしておくものから「ドライニードル」と言っていましたが、患部にチクリとさしてツボのように刺激して直ぐ取ってしまうものもありました。
アメリカだとフィジカルセラピストがドライニードルを使っている場合が多いです。
フィジカルセラピストというのは、リハビリの時などにどうしたらいいかなど、プログラムを組んで一緒にトレーニングを指導してくれるプロフェッショナルな人のことです。
アメリカでは、結構主流だったりしますが、ラジオ体操などが日常的になっている日本人にとっては、そんなの知ってます!って感じのことなので、イマイチ、物足りないという感じです。
ハーブやビタミンサプリメントも効く事は効くのですが、ちょっと間違えたら麻薬と同じようなものもあるので、気をつけた方がいいと思いました。
アメリカの痛み止め(オピオイド)は中毒になると怖いのですが、自然のハーブも、体に合う合わないがあるみたいですね。
いずれにしてもドクターと要相談って感じです。
結局は、うちの長男の場合ですが、西洋医学のドクターから
「精神修行が必要だ」
みたいなことを言われて、長男としてはガツーンと羽子板で頭を叩かれた気分になったらしいです。
確かに、彼の場合は明らかに「ストレス」の方が大きくて、一番大変だったのは、痛みでスケートボードができない辛さが酷かったんですね。
これは心のカウンセリングも必要だ、と言うことにもなったりして。
でも、スポーツドクターが言った一言がとっても素晴らしく、それが長男の人生を大きく変えました。
それは
「痛みと共に生きよ!」
「痛みと共にプレイせよ!」
Play with the pain.
Playing through injuries is key.
ということでした。
きゃー❤️
かっこいい〜
私は元々熱血体育会系ですから、そういうのが大好きなんです。
長男にもいつも根性論とか精神論でぶちぶち言っていました。
私が言っても全然聞く耳持たずだったのですが、先生から言われて心に響いたみたいです。
えぇ?
だーかーらー、前から言ってるジャン!
と思いましたが。
一年ぐらいは痛みでずっと悩まされていましたが、そのドクターとの出会いが長男を救ってくれた感じがします。
ドクターからそう言われた長男は、それからというもの弱音をはかずに毎日フィジカルセラピーでトレイニングをしつつ、痛みを克服していきました。
そしたら、不思議。痛みは自然と消えていったみたいです。
まとめ
心と体はつながっているといいますが、本当なんですね。
原因不明の体の不調や痛みは、加齢によるものもあると思いますが、ここで、今までの人生を振り返ってみるのもいいかもしれません。
思わぬところに原因があったりして。
健康あっての毎日の生活であり幸せですから、本当に気をつけなくてはいけないなと思っています。
セルフケア、十分にしていかないといけませんね。
そして、いいドクターと出会うこと。
長男もダーリンも、いい出会いがあったんですよね。
そして、30年前の私も。
寄り道はするかもしれませんが、それが人生なのでしょう。
現在体のどこかに原因不明の痛みがある方も、諦めずに頑張ってくださいね。
きっと痛みは(ある日突然)無くなる日が来ると思います。
信じましょう。