今週の大きな出来事は
週末ですね。
みなさま、いかがお過ごしですか?
今週も外出禁止令がうちの州では延長になったり、大統領は早いところ国を開ける計画を進めたりして、なんだか訳わからない毎日でした。
今週、私たちにとって最大のニュースはなんと言ってもグリーンカード給付が停止になる、ということ。
えぇー?
ちょっとマジで?
とやや過剰反応的に思ってしまいました。
だって、その停止は60日間だけで、だったら逆にどういう意味があるわけ?となりませんか?
今週初めにまたトランプ大統領が夜中にツイートしたなと思ったら
次の日には、そういう発表があったわけです。
他にもスモールビジネスに対してのコロナ援助金に同意するみたいなことも言ってましたが、最近はもうそういう話が多すぎて、個人的には当てはまらないし、スルーすることにしました。
個人に対する助成金にしても、収入別、個人、既婚者それぞれ、1200ドル前後で(既婚カップルは2400ドル)チェックがもらえるようですが、それにしてもそのチェックがなかなか来ないんですねー。
2018年の納税をした人が優先されるようですが、他にも遅れる理由があって、本来だったら4月6日に送られているはずなのに怪しいな、という感じです。
それで、ありがちですが、他にもこうしたら第2段目のチェックがもらえまーす、みたいなテキストとか動画とかが出回っていて、情報を知ってると知らないとではかなーり損をする社会であるアメリカでは、
えぇ?
そうなの?
じゃあ、申込しちゃおうかな?
なんて思ったりもします。
大体の場合が、当然スパムなんですが、人の足下見ている悪徳業者もいるわけで、皆さんの気をつけたほうがいいと思います。
グリーンカード給付停止のニュース
これがその記事でもあり、大体のことは記事中に書いてあるのでわかると思うのですが、私的には、全くわからない。
というか、まずは、アメリカで移民として生活する人たちに対する「いじめ」としか考えられないってタイトルを見ただけで、過剰反応させられますよね。
だってー。
アメリカって移民の国ではなかったのでしょうか?
グリーンカードって、記事の最後にも書いてあるように、3分の2の人たちが家族がいるとか、結婚するとかそういう理由で取得しています。つまりは、ビジネスではない、という移民ですよね。
仕事で優秀な外国人には違うビザを出すと言うことに対しても、だったら、コロナとは全く関係ない、ということになりませんか?
だって、グリーンカードを出さない理由が国外から人を入れないためではないですか?それなのにー。グリーンカードは出さないけど他のビザは出すよ、みたいになったら、ほぼ意味わからない。
問題をすり替えているとしか思えません。
という私の拒絶反応は、多くの人も感じたようで、次の日のニューヨークタイムズに私の気持ちを代弁してくれるような記事が出ていました。
トランプ大統領の移民方針は?
大統領になる前から、トランプ氏は、アメリカの移民問題について大きな考えを持っていて、特にメキシコに壁を作るとか色々とありましたよね。
トランプ大統領は「DACA(幼児不法入国者送還猶予措置(Deferred Action for Childhood Arrivals)」という移民の若者を守る法律がオバマ政権の時にできていたのですが、それも撤回してしまいました。
親の都合で小さい頃アメリカに来た移民の子どもたちを、数年経ってアメリカで生活している事実で子どもを罰することはできない、ということと、すでにアメリカでの生活があるわけで、彼らの青年としての将来の可能性を潰してしまわないための法律だと私は理解していました。
もっともな人道的な法律だと思ってました。子どもたちには罪はないですもんね?
しかし、トランプはさらには「容赦なし(Zero tolerance)」と呼ばれる強硬な取り締まりを進めて、不法滞在者である悪人たちは家族と一緒にいる権利もない、みたいな発言をしてかなり批判されてました。
妻であるメラニア夫人も元々は移民です。夫の方針に、自ら「子どもと離れ離れになるなんて考えられない」と批判していましたよね。
とまあ、色々と移民としては、心ない法律が次々とできて、心が痛む思いをしていたわけです。
今回のグリーンカード給付停止の意味は?
私も、アメリカでは移民です。
最初は学生ビザでアメリカに来ましたが、それ以降は私もそれなりにビザの件では色々と、ありました。
アメリカ人の元夫2と結婚したために、グリーンカードの申請をしましたが、その時は、結婚相手が、アメリカ生まれのヨーロッパ系白人であったために、他のカップルに比べて、グリーンカードの取得が随分と早かったのが、思い出されます。
アメリカって、そういう国なんですよね。これだけ「差別はいけません」とか「平等です」などと言ってるのは、実際は全然そうでないから、ということがよくわかります。
だからというのもありますが、私たち移民にとっては、法的にアメリカに滞在できるようにするビザとかグリーンカードなどということがとても重要で、中にはそのためにはどんなことでもする、という人たちだっているわけです。
昔ですが「グリーンカード」という映画もありましたよね?ピーター・ウィアー監督の映画です。ニューヨークが舞台だったので、私も大好きな映画の一つでした。
関係ないですが、グリーンカードのための面接って、本当に映画の中みたいな感じなんですよ。
実際に恋愛した相手でしたが、私の場合は、当時、彼のことについて深く知りたいという欲求がなくて、使ってるシャンプーとかコロンとか、覚えるのが大変でした。
ましては子どもじゃあるまいし、「彼の好きな色」なんて興味ゼロ。
だから、結構、色々と覚えるのが大変でしたねー。
それに比べて、今はね、不思議なんですが、ジョーのこと全てが知りたい❤️と思ってしまうのは、どうしてなんでしょう?
40年ものブランクがあるからでしょうか?とっても不思議なんですが、知らないことがありすぎて、すっごい焦りを感じることも多いです。
話がそれましたが、現在私も、ジョーのために婚約者ビザを申請している最中でしたが、それも随分と前に申請作業が停止しています。
つまり、どういうことかというと、彼はビザがないからアメリカに来れないわけですね。婚約しているのに
会えないっ!
ってことです。
ソーシャルディスタンシングが実施されているアメリカでは、私たちでなくとも同居以外のカップルは会わないことが奨励されているので、私たちだけでないことは十分に承知していますが、それだけでも悲しいのに、さらにはビザが止まったり、グリーンカードが停止とかって言われると、それだけでも胸は張り裂ける重いです。
コロナのバカっ!
っつうか、トランプのバカっ!
と不安は募るばかりです。
しかも60日間のみだったら、今はまだ国が開いてない状態なんだから、給付ぐらいそのままでもどうせ渡米できないのだからいいじゃないですか?
と思ったりします。
どーなんですか?みなさん、その辺は?
私が一人で過剰反応しているだけなんでしょうか?
ということで、きっとこうやって怒ってプンプンしている間に60日ぐらいすぐ経ってしまうと思います。
その時には何もなかったように、再びアメリカと日本の行き来が復興していたらいいなって思うのですが、私たちの愛がコロナで強まるのか、またはコロナ離婚ならぬコロナ破局となるのか、神のみぞ知る、ということなんでしょうか。
いや。
私は信じてます。
絶対に大丈夫❤️
とね。