いつまでも乙女なママのいばら道からバラ色の人生に

アメリカ在住・バツ2・子ども3人・どん底から浮かび上がって現在婚約中・世界一幸せです

黄斑上膜の手術はアメリカでするべきか?

動画をアップしました。

 

 

今回は、数ヶ月前に診断された黄斑上膜というジョーの目の病気についてです。

 

黄斑上膜という病気

加齢性の病気らしいのですが、人によっては30代や40代ぐらいから症状が出てくる場合もあるそうで、決して侮れないものみたいです。

 

このページがわかりやすいかなと思いますので載せておきます。「黄斑前膜」と書かれていますが、「黄斑上膜」と同じみたいです。

 

gentosha-go.com

 

ジョーの場合は、もう5−6年前から結構おかしいな、ということはあったようですが、当時はあまり気にかけてなくて

 

「そういうこともあるかな?」

 

ぐらいに思っていたそうです。

 

最近になって、それが酷くなり、物が歪んで見えるようになってきた、ということです。

 

私の顔も歪んで見えてるそうで、じゃあ今まで

 

「きれいだよ❤️」

 

と言ってくれていた時も、しっかりと見えてなかったわけ?と思ってしまいます。

 

うーん。

それは大変。

 

こっちは、ジョーのためにいろいろ美肌とか細かい部分でも頑張ってるのに、そういう努力も意味ないじゃん!

 

じゃあ、早いところ手術でもして治療して頂戴、と思ってしまいますよね。

 

実際に8月に手術日も決めていたのですが、土壇場になってハリでどこまでよくなるかやってみよう、とキャンセルしたみたいいです。

 

手術は避けられないと思うのですが、目のことだし手術はできれば避けたい、と思ったのだそうです(←手術が怖い)。

 

ハリの先生はすごい人みたいで、その他もろもろの細かい体の部分でもメンテナンスをしてもらっているみたいです。

 

私も日本にいたら、やってもらいたい!と思うぐらいです。

 

日本とアメリカの手術の違い

元々医療に関してはアメリカの方が進んでいるとは思っていましたが、いろいろ調べて見たら面白いことがわかったりします。

 

なぜ、進んでいるのかな?とかね。

 

こういう加齢に関する病気は、日本ではほぼ「しょうがないもの」みたいに捕らえられている傾向にあるんですね。

 

でもって、日本ではこの病気に限ってはアメリカよりも画期的で、黄斑上膜の手術をしたら必ず起こるという白内障の手術も一緒にしてしまう、ということです。

 

アメリカでは、全く別モノとして扱われます。先生も専門医がいるようで、違う病院で行われるみたいです。

 

親知らずなど歯を抜く時はアメリカでは4本いっぺんに抜いてしまうのはよくあるのですが、日本では逆に2本までが限界ですよね。

 

アメリカでは、手術も別々で、数ヶ月離して行われるらしいです。手術自体は簡単なものだとアメリカの先生は言ってましたけどね。

 

気になる手術費は?

日本では、一割負担とか3割負担とかあるみたいですが、ジョーの場合、白内障の治療(レンズ)は保険が効かないモノを選んだみたいです。

 

つまり遠近中間3点の焦点が合うトライフォーカルレンズです。

 

それが高くて合計40万円。

 

でもアメリカで話を聞いた目医者さんもその選択には合意していました。

 

つまり70歳以上で仕事もリタイアをしている、という人であれば、保険が効くレンズでも十分だということみたいですが

 

「50代でまだ若く日常生活でも仕事をする上でも目を使う頻度も高い」

 

ということであれば、どうせやるんだしベストなものがいい、という考えです。

 

まあ、費用は重なりますけどね。それをどう受け止めるか、ということで。

 

アメリカでは、私が持っている保険に入ることになるので私の保険での計算になります。ちょっとややこしいのですがご参考まで。

 

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白内障:次男の親友のパパの目医者さんにしてもらった場合

医者の料金:1000ドル(保険対応)

病院代:4500ドル(保険対応)

麻酔:1000ドル(保険対応)

 

保険対応というのは、最初の750ドルは100%自己負担で、その後は保険が効く、という意味です

 

私の保険の場合は、最初の750ドル以降は自己負担が2500ドルに達するまでは患者は20%負担です。

 

2500ドルを過ぎたら全て保険会社負担になるみたいです。

 

つまり...

 

1000+4500+1000ー750=5750

5750ドルの20%=1150ドル

患者負担=1900ドル

 

レンズ:トライフォーカルは保険が効かない。一つの目につき3600ドル。

 

100%患者負担。

 

つまり白内障の手術だけでもアメリカだと

 

1900+3600=5500ドル

 

かかるということになります。

 

黄斑上膜:

750ドル2500ドルまでは20%負担。この手術はまた別の専門医にしてもらうことになるので、お友達のパパからは太鼓判のいい先生を紹介してくれました。ただ、見積もりは、実際に診断してからでないとできないと彼には言われましたので、不明です。

 

同じ年に手術をする場合は、白内障の手術に1900ドルかかっているわけで2500ドルの控除額があるので、どういう内訳になっても600ドル以上の負担はない、ということになります(どちらの手術を先にするかでまた計算が変わりますが、とにかく2500ドル以上は払わない、ということ)。

 

白内障は黄斑上膜の手術をした人にとっては必ず起こるもの、とのことですが、パパドクターによると、いつ起こるかは個人差があるので2−3年待っても大丈夫と専門医に診断された場合は、待つことも考慮に入れるべきだと言われました。

 

その間にトライフォーカルの保険が効くようになるとか、医学テクノロジーの開発が進みやすいアメリカでは次に何が出てくるかわからない、という意味でも。

 

なるほど。

 

どうせなら一緒にしてしまった方がいいと思いましたが、納得できる考えですよね。

 

無駄なことはしない、というのもアメリカの考えかもしれません。

 

この2つの手術を一年以内にするのであれば医療費が保険控除額の2500ドル以上になる可能性も高くなり患者はそれ以上の支払いが出ることはなくなりますので、それを考えると直ぐにしてしまう、ということも考えられるのですが。

 

なかなか混乱しますよね。

 

ただ日本では保険以外にも「高額医療費不給金」というシステムがあるようなので、それにも適応するかもしれないとお友達が教えてくれました。

 

それっていいかも?

 

まとめ

手術費のことだけでなく、術後のアフターケアはどうするとか(アメリカに来るのであればアメリカで受ける方が安心?)、英語で手術を受ける心配や(私が立ち会うにしても)、または術後3ヶ月間飛行機に乗れない(できるだけ早く会いたい❤️し、その間にまたアメリカ政府が何を禁止するかわからないしビザが降りたらとっとと渡米してしまった方がいいかも)、ということなど、色々と考えることがあります。

 

なんでこんなに人生複雑なのか、自分でもよくわかりません。

 

でもジョーの健康が第一なので、私はグッと耐えるしかないのですね。