「How we met」パート2
動画にアップしました。
パート1は10才の時に初めて出会った小学校編でしたが、今回は大人になってからのもの。
↓ パート1
40年が経った今と、その前の20代の時に、実は同じ会社に務めていたことものちに判明したのですが、そのことについてもお話ししています。
二人のシンクロ時代
そもそも不良のサッカー少年と成績優秀のピア二ストを目指す二人が、大人になったら同じ広告業界でグラフィックデザイナーになっていた、ということからして、なんだか変だな、と思いますよね?
私的には、学校の成績なんて当てにならないなー、と笑ってしまいました。
私に言わせると、自分は勉強をあんなに頑張っていたのに、受験で失敗して、それから屈折した人生を送ったというのに、ダーリンは、不良のくせに高校は推薦ですんなり入っちゃって、その部分だけでも絶対に納得がいきません。
そういうことも、40年経ってからメールやヴィデオチャットのやり取りを通してわかったことなんですが、驚きました。
同じ会社に勤めていたということも、私が最初の結婚時の苗字をぽろっと言ってしまった時に、ダーリンが一瞬凍り付き、次の日に
「あのさ、すっごい衝撃的なことを思い出したんだ」
と言ってきました。
つまり、私たちは20代前半に同じ会社にいて、数回目を合わせていた、ということ。
私は全く覚えていないのですが、こんなことってあるんですね。
そもそも同じ職種になっていた、と言うことにしても
真似したの?
(↑ ストーカー?)
と思ってしまいました。
ダーリンはダーリンで、ピアノをやっていたのに
「俺と同じ業界に入って何それ?!」
ってことだったみたいです。
当時乗っていた車もお互いに「ヴィンテージ」のヨーロッパ車だし(私はBMW2002で彼はローバーミニ)。
色々と似てる。
不思議なこともあるもんですね。
動画には入れてませんが、実は20才前後の時にも新宿の繁華街で私はダーリンを目撃しています。
家が近くの地元では会わなかったのに、何故、わざわざ新宿なんだろう?ってそれも不思議。
あれ?
あの人、〇〇君じゃない?
とすれ違う時に顔を見てすぐわかりました。
その時は、女の子を連れていて彼は私の顔を見るなり、今まで離れて歩いていたのにいきなりグーっと彼女の肩を抱き寄せたんですね。
何、それ?
いきなりぎゅーっと抱き寄せるなんて!
と、ムカついたことはっきりと覚えているんですよ。
多分ですが、それがダーリンが言うところの「初めての彼女」だったのではないかなと思います。
まだまだその頃の彼は女性の肩を抱いて歩くという男の器量は備えていなかったそうで、当時の私がムカついたように、絶対に私への当て付けだったんだな、と確認した次第です。
笑えますね。
それからしばらくは朝、実家の玄関を出る度に、彼が現れないかな?現れたらなんか、一言言ってやるっ、ぐらいに腹を立てていましたが、そう言うことは起こりませんでした。
今思うと、私はなぜあの時、腹を立てていたのか?
そもそもそんな筋合いありませんよね?
ダーリンは、家の近くで私が車の運転をしているところや駅の近くを歩いていたりするのを見かけたりすることはたまにあったみたいですけど、ニアミスをしながらもお互いに別々の人生を着実に歩んでいた、ということだと思います。
魂がつながっていると感じること
私は自分の人生で起こる出来事をあまり深く受け取らないようにしているのですが(あまり意味付けると辛くなることがあるので)、ダーリンとの縁はとっても不思議だなと思うことがあります。
仕事のこともそうだけど、今回、彼が私の夢を見たということに対しても、彼の亡くなったお母さんが導いてくれたような気がしてなりません。
しかもお母さんが亡くなるその年の夏に、ダーリンと共通の友人でもう一人の小学校の時の同級生がいるのですが、彼が同窓会をしようか?と話を持ち出してくれたんです。
「小学校が同じだった人で誰か会いたい人いる?」
その年の夏の一時帰国中に計画してくれると言ってくれた時に、ダーリンの話をしました。
彼のことを人に話すのは、もしかしたら初めてかも知れず、今思うとそういうことにしてもタイミング的に不思議だなと思います。
後で知りましたが、その夏にお母さんが亡くなったということで、あの時、ダーリンのことを思い出したのは、きっと彼が大変な時だったから魂が呼び出されたのかな?なんて思ったりして。
もっとも現実的には
「彼には中学の時に告られてその後、気まずい感じで終わってるから、もう会わなくてもいいかなって思う」
と返事をしたので、実際には同窓会はしませんでした。
ダーリンとしてももし同窓会を企画したとしても、お母さんがいよいよ危ないと言う時に同窓会なんて行ってる場合ではなかったと思うし、そういうことを考えると二人が巡り合う余地はまだなかったのかな、と思いますね。
ダーリンはよく「人生はタイミングだ」と言うのですが、何故「40年後の今」だったのかな?と言うのは、永遠にこれからも私たちのテーマなんじゃないかなと思います。
パート3に続きます
大人の出会いともなると、10分間の動画で収めることは不可能ですね。
話せば話すほど、どんどんいろいろなことを思い出します。
そういう意味では、私たちにとってはこのYouTube企画はとっても楽しいことであり、私たちが「なぜ今なのか?」とちょっと腑に落ちない部分についても、少しずつ理解し、紐解きがされて行くような気がします。
これはパート3にも続かせないと、と思っています。
ということで、まだまだ続きますので、どうぞお楽しみに。
そして動画を見てくれた方は、是非チャンネル登録もお願いします!