いつまでも乙女なママのいばら道からバラ色の人生に

アメリカ在住・バツ2・子ども3人・どん底から浮かび上がって現在婚約中・世界一幸せです

コロナウィルスのアメリカでの影響

 

株の暴落

イタリアや韓国でコロナウィルスの感染が出た、となった頃、2週間ぐらい前から、アメリカでは世界での影響を懸念して、ニューヨークの株価がドーンと下がり始めました。

 

正直それまでは、アメリカのインフルエンザの話はたまーにすることがあっても、誰もコロナの「コ」の字も言わなかったのに。

 

インフルエンザにしても毎年のことだし、アメリカ人は病気が流行っていても、マスクもしないし手も洗いません。

 

 それが、2週間前に中国以外にもイタリアや韓国でコロナウィルス感染が出て世界中に警告が出回った時に、経済へも影響も含め、株が暴落し始めました。

 

media.rakuten-sec.net

 

ちょっとまとまったお金があるとアメリカ人は直ぐミューチュアルファンドへ回したり株をかったりします。

 

年金なども全てストックになっている場合が多いので、株の売買などそんなに詳しいわけではない私でも、自分の将来がかかっているわけで、やはりニューヨークのダウジョーンズの動きは日常的にもとっても心配です。

 

今までは、どんなにトランプ大統領がヘマをやらかしても失言しても、ストックマーケットだけは、とっても強くてグングンアップし続けていました。2月の初め頃には歴史的最高値の3万に届く勢いでしたよね。

 

それが新型コロナウィルスのせいで、いきなり1000以上も落ちたんだから、流石に焦りましたよー。今までの最高下げ幅は、2018年秋でしたが、それ以上の落ち込みだと思います。

 

nikkeiyosoku.com

 

今まで株の暴落を予告されていたり、アメリカ経済は破綻するなどと言われていましたが、それでも株だけはアップしていたので、これはトランプの実績なのか?トランプ反対派も、この部分だけは認めざるを得ない感じですね。文句を言いつつも余裕のよっちゃんだったのにん、流石にこの日は焦りました。現在年金生活をしている人たちにとっても大きな痛手となったことに間違いなしです。

 

アメリカ人もいきなり不安に感じ始め、その「恐怖心」は今現在でも膨らむばかりです。

 

jp.reuters.com

 

この人々の心理を数字で表したものがVIX指数と言われるもので「恐怖指数」と呼ばれています。

 

kabutan.jp

 

2日前にいよいよ私たちの州でもコロナウィルスの感染が確認され、州知事が緊急記者会見をしました。それを受けて、大人数が集まるイベントは中止されるところも余儀なく出ています。

 

学校やその他教育機関、職場関係などなどからも、一斉メールで関係者の安全と健康の確保とパンデミック予防の呼びかけがなされるようになりました。感染者の細かい情報や予防の方法など「基本的な常識に基づいた手洗いとうがいなど」することが大切だということです。

 

日本人的には「手洗いの方法」など今更感がありますが、こういうのも次男が通っている大学の一斉メールにリンクが載っていました。大学生相手のメールです。

 

 

最低でも20秒はかけて洗うこと。

 

日本人的には水を出しっぱなしにしてもったいないな、と思った人もいるかもしれませんが、これは何回も水を出したり止めたりすると、その都合タブに触れなければいけないので、バイ菌付着防止のためです。出しすぎない程度に、出しっぱなしにする、ということでした。

 

インフルエンザが流行っているという事実

 2月20日付のABCニュースから出ていた動画です。

 

ニューヨーク、コネチカット、そしてニュージャージーを始め、インフルエンザによる患者が続出し警告を出している州が32あるそうです。

 

そして数字で見ると、インフルエンザ感染者数は9.7百万人、死者は4800人です。

 

 

実際に、私の職場でも2人の人がインフルエンザにより仕事を休んでいました。そして、ボランティアをする予定だった所の担当者もインフルエンザで奥さんと一緒に寝込んでいるとの連絡も入り、子どものカウンセリングをお願いしているカウンセラーもインフルエンザで2週間お休みを取っていました。

 

つまり、身近でインフルエンザで休んでいます、という人がその週だけでも5人いたわけで、それは確かに流行っているんだな、という印象を受けますよね。

 

病気の予防とマスクと手洗い

インフルエンザが流行ると、いろいろなところで「予防注射をしましょう!それが一番の予防になります!」ということを言う人たちが増えます。

 

が、私は個人的に予防注射は無闇に打たない主義で、インフルエンザに関しては予防注射をしてなくても今までかかったことがありません。だからこれからも打つ予定もないと思います。

 

手洗いとうがいにしても今回は、アメリカでの生活習慣が見直される時だと思いましたが、アメリカの子どもたちは手を洗いません。

 

当然マスクもしませんしね。むかーし昔、元夫がグランマからもらったマスクをたまにしていましたが、大体鼻が高くて彫りの深い顔をしているアメリカ人が日本の平らなマスクをしても隙間が開いて全然効き目はありませんでしたねー。

 

ふん。彼は物珍しさにやっていましたが、全然意味ないのに、と思っていました。ああいうのもある意味自己満足の世界ですかね。

 

今は立体的なマスクになっているようで、ぴったり顔の凹凸に合うようになっているみたいで、時代も変わったな、と思いました。

 

それにマスクは病気の予防にはならない、ということみたいですよ。アメリカ人はかなり科学的・実用的に行動する人たちなのですが、マスクは病気の人たちのもの、と考えているようです。

 

なので、今回のコロナウィルス感染ニュースにしても、健康な人はマスクは必要ない、ということが一般的常識として行き渡っているようです。

 

勿論、それでもマスクは売り切れ状態ですけどね。多分一部の人たちが買い占めているのか?その辺はよくわかりませんが、日常的にマスクをしている人たちをアメリカで見ることはありません。

  

アメリカでは、手は洗いませんが、その代わりにアルコールパッドで消毒したり、ハンドサニタイザーというジェルやスプレーでクリームを塗るみたいに手を消毒する方が日課となっています。

 

ハンドサニタイザーにしては小学校の時にはバックパックの中に入れる必需品として学校側から要求されます。決して汚いわけではないのですが、これは文化の違いというのでしょうか?

 

私はどちらかというと手を洗って汚れは洗い流すほうが気持ちいいと思うのでハンドサニタイザーはあまり好きではないのですが、今回のようなウィルスが飛び散るニュースが出回るとやはり消毒はした方がいいなと思えてきます。

 

しかし、マスク同様ハンドサニタイザーも体温計もどこへ行っても売り切れ状態で、今日はこんなニュースが飛び交っていました。

 

nypost.com

これは、ヴォッカ(アルコール)は消毒としては使えない、ということを訴えるものです。Tito's というメーカーのヴォッカがハンドサニタイザーとして使えるという噂に対応して出たものです。

 

製造側としても命に関わることですから売り上げが上がろうとも全面的にこの噂を否定しています。

 

まとめ

急速に広がる可能性がある病原菌なので、この記事を書いている間も情報は次々に更新されている様子です。

 

長くなってきたので、改めて、今日発行されたニューヨークの日系新聞のメルマガに出ていた編集長からの情報は後でアップしておきますね。